魅波の日記。愚痴ばっか。
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親父が母親を久しぶりに殴った。
平手だけど、後頭部を思い切りバコッて。
何で怒ってたのかは知らない。理解しようとも思わないけどさ。
なんかその日は凄く機嫌が悪くて、いきなり「仕事なんかすんじゃねえよ」って言って。
母親は丁度仕事してたんだけどね。
恐らくめちゃくちゃ痛かっただろうから、母親は後頭部抱えて「痛い」って言ってた。
その姿をふと一瞬見たんだけど、凄い気持ち悪くなっちゃって。
なんかさ、思い出しちゃったんだよ。
一番いやなやつ。あの一番いやな景色。
ちょっと同じだったの。
母親が「痛い」って叫んでてさ、泣いてて。尋常じゃないくらい泣いて叫んでた。
夜遅くだったのかな?
外は暗くて。家の中も電気点いてなくて、台所だけ白い蛍光灯が点いてた。台所だけ気持ち悪いくらい白くて明るかった。
親父も何か叫んでた、はずだけど全然覚えてないな。多分死ねとか消えろとか俺が金出してやってんだから言うこと聞けとか、そういう事だろうけど。
お前に生かされてることがあたしの人生の汚点だよ。
あたしその時何もしなかった。
怖かったから。凄い泣いてたのは覚えてる。凄い怖かった。
ああまた何か知らないけど怒ってる。また殴ってる蹴ってる怒鳴ってる。今日は何が壊されるのかなー。前は壁に穴がふたつあいた。あたしが好きなキャラクターの陶器のマグネットが真っ二つに割られた。コップもお皿もお茶碗も割られた。気に入ってた可愛いお菓子の缶がいくつもぼこぼこにへこんだ。カレーを投げ付けられて服が駄目になった。テニスラケットのガットを鋏で切られた。母方のおばあちゃんの形見の箪笥に物が投げ付けられてどんどん傷が増える。全部ぐちゃぐちゃ。全部壊されちゃった。
母親はまた泣いてる。またまたまた。
あーやだ。こわいな。
すぐ台所に逃げて、ずっといた。ずっと泣いてたなあ。
そのまま寝ちゃったんだっけ?そこから先は覚えてない。
古い社宅に住んでたんだけど、床から30センチくらい上に大きい窓が壁一面にあって、それを開け放してたからかなり外に響いてたんじゃないかなあと今になって思う。大丈夫だったのかな。
社宅の時は嫌なことばっかだな。
思い出したくないな。
母親は最近仕事が死ぬ程忙しいらしい。
何でも部下に色々凄い問題があるみたいで。なのに上司が変に甘くて辞めさせない。迷惑してる人は沢山いるのに部下は辞めない。
早く辞めれば良いのに。
全部ばれてるのによく会社にいられるな。
やっぱり身体障害者は考える事が違いますね。よくそんなに人の同情の上に胡坐かいていられるな。なんかもう人間として必要最低限の謙虚さとかを完全に失ってるよね。健常者からすれば全く理解出来ません。
パラリンピックとかみんな凄い頑張ってるのに。あんなんが居るから身体障害者のイメージが悪くなるんだよ。
障害者なりに頑張るって事を知らないよね。
だからあたし中途半端に体弱い人って嫌い。体が弱い事は何にも勝るって思ってる人が嫌い。
最近腹が立つ事が多すぎる。苛々する。
あー切れない切れない。
嫌なもの全部なくなれ。
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